みなさま、こんにちは。重松ゆうこです。
前号で少しだけ触れましたが、今回は輸入小麦に関するお 話しです。
学校給食は、ただのランチではありません。給食指導と位置付けられ ており、教師はしっかりと学校給食法現在、福岡市の学校給食は100%輸入小麦粉で提 供されています。しかしながら、輸入小麦粉には安全性に問 題があると言われている“グリホサート”という薬物が残留 しており、これが発がん性や脳神経にも影響を及ぼすと言わ れています。それだけではありません。給食の担当の方に確 認したところ、『輸入小麦粉は収穫した年もわからないよう になっていて、10年前に収穫された物を混ぜて使用しても 「合法」という事になっている』という事を教えていただき ました。
つまり、いつ採れたか分からないような小麦粉を、学校給食 では提供しているという事になります。
福岡市内でも小麦は作られていますし、そもそも日本人はお米が主食です。パンの回数を減らし、福岡市産の小麦粉を優先して給食に提供できるようにならないものかと、私はあちこちにお願いに行きましたが、なかなか難しそうです。
たくさんの市民の皆さまにご賛同をいただければ、議会でも話題にしていただけると考えています。福岡市内産の小麦粉に切り替えると、いくつもいい事が起こります。
- 農家の収入アップにつながり、農家の人口が増え、食糧危機時に飢えずに済む
- 耕作放棄地が減り、国土保全・災害防止にもつながる
- いつ誰が収穫した小麦なのかが分かるので、安心できる
- グリホサートが残留していない、安全な小麦粉を食べさせることができる
現在、ウクライナ紛争の影響や台湾有事の可能性も叫ばれており、160万人を有する福岡市民も食糧 危機にさらされる可能性は十分にあります。福岡市内でも農家さんや漁師さんなど、第一次産業に携 わる方々がいらっしゃいます。 今こそ、第一次産業を大事にして、若い後継者が増えるようにするべき ではないでしょうか。その出荷先として、学校給食は有効だと思います。 農家さんの安定収入を確保するためにも、福岡市内産の安全で安心な食品を大切にしたいと考えます。
次号に続きます。
【重松ゆうこの嫁日記】
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