重松ゆうこ新聞 vol.7『給食の大切さ』

重松ゆうこ
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みなさま、こんにちは。重松ゆうこです。

私が訴えている事のひとつに、『学校給食』があります。

学校給食は、ただのランチではありません。給食指導と位置付けられ ており、教師はしっかりと学校給食法に基づき「指導」を行わなけれ ばなりません。学校によっては“残食”が多いと、そのクラスの担任 教師も指導を受ける場合があります。 もちろん、作っていただいた事に感謝し好き嫌いなくきれいに食べる ことは、マナーの上でもとても大切です。
現場で学校給食に携わる方々は、安全性・衛生面にとても気を使われていると理解しています。頑張って作ってくださっていて、私も教師時代は感謝していただいていました。

みなさんは水俣病(※1)を覚えていらっしゃいますか?あの時、お 腹の赤ちゃんに精をつけるためにと、新鮮なお魚を食べた多くの妊婦 さんも被害に遭いました。でも、被害が大きかったのは、産んだお母 さんよりも胎児性水俣病と呼ばれた、胎内で有機水銀を取り込んだ新 生児だったのです。

子どもは大人になったら次の世代の子どもを産みます。成長期に食べた物が次の世代の子どもたちの健康に影響を及ぼします。そういう意味でも、私は学校給食に提供される食材は、安全性が高い物でなくてはならないと思っています

 

アトピー・発達障害・不登校。
いずれも、50年前にはなかった言葉です。 実際、食を変えただけで不登校のお子さんが、学校に登校できるようになった事例はよくあります。私自身、 荒れたクラスが『食育』によって驚愕の変化を体験したりと、『食』も大きく関係している事は明らかです。 よく考えていただきたい食材のひとつに、輸入小麦粉があります。これは、次号にてお話しさせていただき たいと思います。

(※1)水俣病とは 熊本県八代海沿岸及び新潟県阿賀野川流域において発生した公害病のひとつです。メチル水銀が工場排水に混じって環境中に排 泄され、これらを多く取り込んだ魚や貝をヒトが摂取したことで発生しました。メチル水銀が、特定の神経に障害をもたらす結果、さま ざまな神経症状が現れます。主に、感覚や運動、体幹のバランス、視覚・聴覚に関係する部位が障害を受けます。

次号に続きます。

【地域を守る】IR開発による環境破壊、第一次産業の衰退

●自然豊かな志賀島・海の中道へのIR(カジノ統合型リゾート施設) 誘致に反対します。
●福岡市民160万人分の食料確保に向けて、市内の農漁業を 復興させます。

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